MBTI16タイプごとに性格やこだわりがそれぞれ違うので、イライラする瞬間ももちろん違います。
今回は、INTJの筆者が思うINTJのイライラする瞬間を5つ紹介したいと思います。
目次
INTJのイライラする瞬間5つ
予定や計画を守らない人がいたとき
INTJは決めたことを守らないルーズな人に対してイライラします。
なぜなら、INTJは自分の時間を奪われることを一番に嫌うからです。
自分の時間は自分のために使う、というのがINTJのポリシーです。(それがたとえ大事な人と過ごす時間であっても、自分のために時間を使っているという前提は覆りません)
INTJが予定や計画を立てるのは、効率よく事を運び時間や労力を無駄にしないためです。
INTJはどんなに小さなことでも計画を立ててから実行します。
どのように行動すればより確実に無駄なく計画を実行することができるのか、終わりから逆算して分単位で考え綿密な計画を立てます。
事前に計画を立てることで安心するINTJからしたら、立てた計画を守らない人もそもそも計画を立てない人も到底理解できないし、みててかなりイライラします。
くだらないルールを押し付けられたとき
INTJはくだらないルールを押し付けられたときにイライラします。
なぜなら、INTJは主機能であるNi(内向的直観)を働かせ、ルールの裏側にある本質を見抜こうとするからです。
INTJが思うルールの本質とは、ルールがルールとして機能することで社会が正常に機能し秩序を保ちながら現状をより良い状態にすることです。
しかし無意味なルール(機能していないルール)は秩序を保つどころか、その邪魔に成り得ます。
INTJはくだらないルールを守って肝心な本質を見失うことを良しとしません。
そのためINTJは、ルールや規則は状況によって変化していくべきだと考えており、見直していくことを前提に考えています。
INTJが社会不適合者と揶揄されることが多いのもこのためです。
INTJが馬鹿馬鹿しいと思うことが世の中の当たり前のルールになっていることはよくあります。
当たり前を当たり前だと認めないINTJはおかしなルールを押し付けられることも、それを考え出した人に対してもイライラするのです。
見下されたとき
INTJは他人から見下されると人一倍イライラします。
INTJはとにかくプライドが高いので、他の人と比べ自分だけ雑な態度をされたり、あからさまに態度を変えられたり、馬鹿にされたり、下にみられたりすることにものすごく敏感です。
しかし、実際はほとんどがINTJの被害妄想の場合が多いです。
INTJは主機能の内向的直観Niで予測し、補助機能の外向的思考Teで判断します。
その過程で相手の考えていることことが手に取るように分かる(と感じる)ときがあり、相手の気持ちや考えを一方的に決めつけてしまうことがあります。
そのため相手に馬鹿にしたつもりは全くないのに、INTJが勝手に『馬鹿にされた!見下された!』と感じているだけということがよくあります。
またINTJは感情を表に出さないことに加え、積極的に他者を理解しようと努めないので、他者からも理解されにくく共感し合うことなんてほとんどありません。
他者との感覚のズレと自分自身をうまく表現できない矛盾からもどかしさや苛立ちを感じ、他人の言動一つ一つに対しイライラを感じます。
INTJ自身はすぐに他人の気持ちを決めつけ見下すこともあるくせに、他人に対しては厳しいところがあるひねくれた人間なのです。
自分が尊敬していた人が尊敬するに値しない人間だったとき
INTJは自分が尊敬していた人が尊敬するに値しない人間だったときイライラします。
相手に対して落胆し、人を見る目がなかった自分に対してイライラし落ち込みます。
そして尊敬していた人物に費やした自分の時間のことを考えて再び落ち込みます。
そもそもINTJが人を尊敬すること自体とても稀なことです。
懐疑心がつよく一匹狼の気質をもつINTJは他人を簡単に信用しません。
そんなINTJが尊敬までした人物が権力に弱い人間だった、など実はくだらない人間だと知ったときはかなり裏切られた気分になります。
INTJは自分が一度受け入れたものを一番に信頼しており、自分がこれだ!と思ったものには周りの意見や価値観など見向きもせずに突き進むという性質をもっています。
だからこそ、勝手に憧れて信頼していただけだとしても、一度自分が尊敬した人が尊敬するに値しない人間だった場合、自分自身がないがしろにされたような気がしてどうしようもなくイライラするのです。
怠惰な人間をみたとき
INTJは怠惰な人間が嫌いです。
怠惰な人間をみていると無償にイライラします。
INTJは本当の自分を暴かれることや、自分がダメな人間だと思い知らされることを極度に恐れています。
そのためINTJは完璧主義で、自分に対しても他人に対しても厳しいです。(油断して怠けてしまうと自分が自分でなくなる気がしてこわい)
真面目ちゃんなINTJにとっては常に自分のベストを尽くすことが当たり前なので、がんばればできる能力があるのにやらない人間の意味がわかりません。
ダラダラと怠けて、それに対し罪悪感を一切感じることなく悠々と過ごしている人間を見ると(自分のことは棚に上げて)、相手の改善点を一つ一つ指摘したくなる衝動に駆られます。
それが自分と近い関係の人間なら尚更です。
INTJ自身がストレスにさらされ自暴自棄になるとき、INTJはずっと罪悪感にさいなまれ続けています。
INTJはダメな自分を見つめながら生きていくのに耐えられないので、そんなことなんて気にも留めてないような、怠惰な自分を丸ごと受け入れて平気な顔をしている人間をみるとイライラするのです。
まとめ
- INTJは、他人から見下されたときにイライラする!
- INTJは、予定や計画を守らないルーズな人がいたときにイライラする!
- INTJは、くだらないルールを押し付けられたときにイライラする!
- INTJは、自分が尊敬していた人が尊敬するに値しない人間だったときにイライラする!
- INTJは、怠惰な人間をみたときにイライラする!
INTJはプライドが高く、小さいことにこだわるめんどくさい人間です。
普通の人からしたら気にも留めないようなことでイライラしたり、ストレスを感じることが多々あります。
INTJは空気を読んだり相手に合わせることがまったくできないわけではありませんが、他人の気持ち・自分自身の気持ちどちらに対しても鈍感です。
そのため、INTJのイライラが頂点に達すると相手に対して暴言を吐いたり、周囲にイライラしてますオーラをまき散らしたり、関係ない人に八つ当たりしたりしてしまうこともあります。
INTJは自分のダメなところを受け入れた上で、劣等機能である外向的感覚Seを鍛えて他者や社会とのつながりを少しは大事にし、心に余裕をもちながら生きていくことを目指した方がいい気がしますね。