書評

【書評】『センスは知識からはじまる』から学ぶ凡人でもセンスをよくする方法

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“センスを良くなるためにはどうしたらいいんだろう…”と思ったことがある人は少なくないと思います。

今回紹介する『センスは知識からはじまる』という本を読めば、センスを身につけるためにはどうしたらよいのかが分かります。

ハル
ハル
「センス」という曖昧で不確かで形のないものを分かりやすく解説しており、凡人の自分でもセンスを身につけられるのではないかと思えるようになりました!

この記事を読んで分かること

  • 『センスは知識からはじまる』の著者・概要
  • 『センスは知識からはじまる』を読んだ筆者のレビュー・考察
  • 『センスは知識からはじまる』はKindle Unlimitedで0円で読める!

『センスは知識からはじまる』について

『センスは知識からはじまる』の著者

センスは知識からはじまる』の著者は水野学さんという方で、“くまモン”のアートディレクションや農林水産省のロゴ、中川政七商店のブランディング、ラーメンズのアートデザインなどを担当した日本のトップデザイナーです。

 

水野学さんは多摩美術大学グラフィックデザイン科を卒業した後、いくつかのデザイン会社を経てgood design companyを設立し、現在は慶応義塾大学環境情報学部(SFC)で特別招聘准教授も務めているとても多才な方です。

 

水野学さんは現在、自身が企画運営するブランド『THE』では、“世の中の定番を新たに生み出し、定番と呼ばれるモノの基準値を引き上げていくこと”を目指しクリエイティブディレクションを担当しています。(Wikipediaから一部引用)

『センスは知識からはじまる』の概要

センスは知識からはじまる』は、センスとは知識の収集であり、後天的に誰でも身につけることができるものである、ということが細かく論理的に説明されています。

センスが良くなるためにはどうしたらいいんだろうと悩んでいる人や、センスとはどういうものなんだろうと知りたい人にとってはとても参考になる本です。

『センスは知識からはじまる』を読んだ筆者のレビュー・考察

『センス』とは何なのか?

センスは数値化できないものです。

そのため『普通』を基準にして“センスが良いか悪いか”を測ることが重要です。

では、『普通』とは何なのか?

“普通とは、「いいもの」がわかるということ。

 普通とは、「悪いもの」がわかるということ。

 その両方を知った上で、「一番真ん中」がわかるということ。

「センスがよくなりたいのなら、まず普通を知るほうがいい」と僕は思います。”(『センスは知識からはじまる』より引用)

「普通」を知り、「普通」という定規であらゆる事象を測っていくことによって様々なものをつくり出せる可能性が高くなる、ということを水野さんは書かれています。

“自分が認識している「普通」の基準と、あらゆる人にとっての「普通」を、イコールに近づけられるようになればなるほど、最適化しやすくなるのではないでしょうか。”(『センスは知識からはじまる』より引用)

センスは数値化できないからこそ「普通」を基準にし最適化することで、あらゆるものをセンスよくつくれるようになるのです。

“センスとは知識の集積である”

センスが良くなるためには「普通」を知ることが重要です。

そして「普通」を知る唯一の方法は、知識を得ること

つまり「センスとは知識の集積である。」と水野さんは書かれています。

“センスがいい文章を書くには、言葉をたくさん知っていた方が圧倒的に有利である。ーこれは仕事や生きるということにおいても同様だと思います。知識があればあるだけ、その可能性を広げることができるのです。”

センスのよさは特別なものではない、方法を知り、やるべきことをやり、必要な時間をかければ誰にでも手に入るものだと水野さんは書かれていますが、そのために一番最初に行うことが知識を蓄えることなのです。

“知識の蓄えと予測の繰り返しで、センスは磨かれていく”

センスをよくするには知識を蓄えることと同時に、「未来を読んで予測すること」も重要です。

“過去を知って知識を蓄えることと、未来を読んで予測することは、一見すると矛盾しているように感じます。

しかし、僕の中でこの二つは明確につながっています。

知識にもとづいて予測することが、センスだと考えているのです。”(『センスは知識からはじまる』より引用)

知っているか知らないか、あるいは調べるか調べないかで正確な予測ができるかどうかが決まる、知識の蓄えと予測の繰り返しでセンスは磨かれていく、と水野さんは書かれています。

さらに、思い込みと主観性を捨てて客観情報の集積を徹底することがセンスをよくするためには大切です。

センスとはこのような研磨によって誰にでも手にできる能力なのです。

終わりに

センスは知識からはじまる』を読んで、センスは特別な才能ではないんだ!自分でも知識を集積し日々意識していろんなものに触れたり、知らないことがあったら都度調べたりしたら身につく可能性のあるものなんだ!と勇気をもらいました。

また、おもしろいなと思ったところは『技術がピークを迎えるとセンスの時代がやってくる』という考え方です。

ハル
ハル
安土桃山時代の千利休やアップルの創設者スティーブ・ジョブズを例にセンスについて解説されていたところはとても面白いのでぜひ読んでみてほしい箇所ですね

 

(この記事では『センスは知識からはじまる』より一部引用させていただいています。)

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ABOUT ME
ハル
ハルというニックネームでブログをかいています。 漠然とした生きづらさを感じていたところ、MBTI・エニアグラムにたどり着きました。 このブログでは、人の多様な性格や気質について興味のある人や自分らしい生き方を模索している人に向けて発信しています。
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