この記事では、内向型か外向型かをしらべる30問の自己診断テストを紹介します。
以下の【30項目で徹底解明ー内向型人間のための自己診断テスト】は『内向型を強みにする(マーティー・O・レイニー 著/務台夏子 訳)』より引用しています。
深く考えず、ふだんの自分にあてはまるかどうかでパッパッと答えてみてください。
内向型人間のための診断テスト
【30項目で徹底解明ー内向型人間のための自己診断テスト】
(中略) 設問には〇×で答えること。全部答えたら、〇の数を合計し、リストの後ろの診断結果で、自分が内向型か、外向型か、その中間かを確認しよう。
- 休息が必要なときは、グループで過ごすよりも、自分だけか、二、三人の親しい人と過ごすほうが好ましい。
- プロジェクトに携わるときは、細切れでなく、まとまった長い期間を与えてもらうほうがいい。
- 話をする前に予行演習を行うことがよくあり、ときには自分用にメモをつくる。
- 概して、話すより聞くほうが好きだ。
- 人から、物静かだ、謎めいている、よそよそしい、冷静だと思われることがある。
- 祝い事は、大きなパーティーを開くより、ひとりの人か、数人の親しい友達だけでしたい。
- 通常、返事をしたり、話したりする前には、考えなくてはならない。
- たいていの人が気づかないような細かなことに気づく。
- ふたりの人が喧嘩をした直後には、緊迫した空気を感じる。
- 何かすると言ったら、ほとんどの場合、そのとおり実行する。
- 仕事に締め切りや緊急性があると、不安を感じる。
- あまりに多くのことが同時進行していると、朦朧としてしまう。
- 何かに参加するかどうか決めるのは、しばらく見学してからにしたい。
- 長期的な人間関係を築くほうだ。
- 他人の邪魔をするのは好きでない。邪魔されるのも好きでない。
- たくさんの情報を取りこんだときは、整理するのにしばらく時間がかかる。
- 刺激の多すぎる環境は好きではない。世間の人がなぜホラー映画を見にいったり、ジェットコースターに乗ったりするのか、さっぱりわからない。
- 匂い、味、食べ物、天候、騒音などに強い反応を示すことがある。
- 創造的で想像力に富んでいる。または、そのいずれかである。
- たとえ楽しんだとしても、社交的な催しのあとは消耗してしまう。
- 人を紹介するより、紹介されるほうが好きだ。
- 人のなかや活動の場に長くいすぎると、不機嫌になることがある。
- 新しい環境には、しばしば居心地の悪さを感じる。
- 人に家に来てもらうのは好きだが、長居されるのは好きでない。
- 怖くて折り返しの電話をかけられないことがよくある。
- 人と会ったり、突然発言を求められたとき、頭が空っぽになることがある。
- ゆっくりと、あるいは、とつとつとしゃべる。疲れているときや、考えながら話そうとしているときは、特にその傾向が強くなる。
- ちょっとした知り合いは、友達とは考えない。
- きちんとしたかたちになるまで、自分の作品やアイデアは他人に披露できないと感じる。
- 周囲の人に、自分で思っているより頭がいいと思われて、驚くことがある。
さあ、〇の数によって、自分がどこにあてはまるか、以下の診断を見てみよう。
●20~30…完全な内向型。したがって、あなたにとっては、自分のエネルギーの流れを維持する手段と、自分の脳の情報処理の方式を理解することがきわめて重要だ。あなたは、自らの考え、印象、希望、価値観を通して世の中とかかわっている。外部の環境に左右されてはいけない。本書は、あなたが内部の情報を活かして自らの道を切り開く一助となるかもしれない。
●10~19…中くらいに位置する。ちょうど両利きの人のように、あなたは内向的でも外向的でもある。おそらく、ひとりになりたいという気持ちと、外出して人と交わりたいという気持ちの板挟みになることがあるだろう。したがって、自分が確実に元気づくのはどんなときなのかに留意することが、とても大切である。あなたは、独自の考えや感情と他の人の基準の両方に基づいて判断を下す。そのため広い視野が持てるが、ときに物事の両面を見てしまい、立ち往生する場合もある。エネルギーとバランスを維持するため、自分の気質を評価できるようになることが大切だ。このことについては、さらに第2章で述べる。
●0~9…外向型寄り。あなたは、他者の価値観や現実に照らして、判断を下す。また、現実の枠のなかで働いて、変化をもたらす。中年に近づき、体力が衰えてくると、人と会うのをちょっとやめて、ひとりになりたいものの、何をすればよいのかわからないという状態におちいり、驚くことがあるかもしれない。孤独が必要になったとき何をするのが自分にとって最良なのか、思い出すすべを身につけるといいだろう。そのためには、あなたは内向型のスキルをもっと学び、外向型のスキルとのバランスをとらなければならない。
診断結果は…内向型人間でしたか?
この記事にたどり着いて、上記の診断をした人はほぼ確実に完全な内向型だと思いますが、もしかしたら内向型と外向型の中間だったという人もいるかもしれませんね。
内向型は人口が少ないので、人とちがうことに悩む人が多いです。
まだまだ内向型にとって生きづらい世の中ですが、診断結果をふまえ自分の生きやすい道を探していきましょう。